青空文庫にある田中貢太郎作品の読了記録置き場。ただの一言メモ。タイトル50音順。
スキマ時間にさくっと読めるものばかりです。すぐに読めるように青空文庫へのリンクも貼ってあります。
青空文庫で読める!田中貢太郎作品
『狸と同棲する人妻』
www.aozora.gr.jp 山形県の話。狸を夫と思いこんでいたなんて知ったら、そりゃあ奥さんも気落ちするよ。狸もなにやってんだかな。それだけ美人の奥さんだったのかな。
(2022/08.31 読了)
底本:「怪奇・伝奇時代小説選集3 新怪談集」春陽文庫、春陽堂書店
朗読 田中貢太郎『狸と同棲する人妻』 - YouTube
↑シャボンさんという方の朗読動画。
『築地の川獺』
www.aozora.gr.jp築地のまわりにも昔は川獺がいて、人々にいたずらをしていたらしい。
(2022.09.02 読了)
底本:「伝奇ノ匣6 田中貢太郎日本怪談事典」学研M文庫、学習研究社
『机の抽斗』
www.aozora.gr.jpハワイのヒロでの机にまつわる怪異。解雇された人の生霊的な…?
↑の話とは関係ないですが、以前読んだ『つぎはぐ、さんかく』(菰野 江名/著、ポプラ社)という小説の中でハワイのヒロは割と重要な地として描かれていました。
(2022.09.02 読了)
『海嘯(つなみ)のあと』
www.aozora.gr.jp 津波被害にあう港町での話。
「女はちらと揮りかえった。そして、所天の顔を見て莞っとしたが、そのまままた見えなくなった。」
最後のこの文が不気味に思えるけれど、「大丈夫ですよ」みたいな感じで会いに来たようにもとれる。
(2022.09.02 読了)
『天井からぶらさがる足』
www.aozora.gr.jp山中峯太郎による話。そんな足が天井からぶらさがっていたらびっくりする。
『いるのいないの』(京極夏彦/作、町田尚子/絵)という絵本を思い出した。
[http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=1394816:title]
(2022.09.05 読了)
『隧道(とんねる)内の怪火』
www.aozora.gr.jp車輪の音が「骨がたりない、トコトコトン」と聞こえるなんて怖いよ。
悪いことしたなって気持ちがそうさせるのかな。
(2022.09.05 読了)