かぼちゃが出てくる絵本の読了記録。
秋以外のものもある。
大体著者名順。読んだら増える。
かぼちゃが出てくる絵本
あきやまただし『とんでけかぼちゃ』
「空を飛びたい」と思った畑のかぼちゃ。とうとう、青空へ飛び立ちました! 絵本ならではの奇想天外なユーモアと開放感にあふれたお話。
https://www.hisakata.co.jp/book/detail.asp?b=025615
がぼちゃが空を飛ぶ! 現実ではないことが絵本の中では起こってしまう。
空を飛びたいと思うかぼちゃの前で、実際に空を飛んでみせたのは、これまた現実では飛ぶはずのないものたち。(手袋はある意味では飛びますけど)そのそれぞれの飛び方の発想が面白かった。石が飛ぶのはおばけだったから、とか家が飛ぶのはロケットだったから、とか。空を飛びたいかぼちゃに対するみんなのアドバイスがなんだか優しくていいなあと思った。これは勇気がわくだろうなあ。
みんなのアドバイスによってかぼちゃも念願の飛行が叶ったわけですが、そのラストの文章が事実を述べてるだけなんですけど穏やかに感じられて良かった。
かもがわしの『ぼくのかぼちゃ』
庭の畑で、ぼくがお母さんといっしょに育てたかぼちゃ。つるがどんどんのびて、大きな花が咲いて、大きなかぼちゃがごろんごろんなった! スープにプリンにケーキもいいな。ところが、ある朝……。
https://www.kogumasha.co.jp/product/382/
切り紙版画がかわいい。ぬくもりのある絵本。
おかあさんと一緒にかぼちゃの種をまいたともくん。芽が出て、花が咲き、やがて小さな実をつけて…。かぼちゃスープにプリンにケーキ、楽しみに眠るともくん。いよいよ収穫、という日の朝。大きな音がしたと思ったら、さるがかぼちゃを1個持っていってしまい…。
衝撃展開。おさるのこと怒らないおかあさん優しい。素朴な絵本。
柴田ケイコ『かぼちゃスープのおふろ』
2020年秋マクドナルドで「ほんのハッピーセット」で配布されたものらしい。
真っ白なところがおそろいのくまさん、アルパカさん、ねこさんは仲良し。今日もたくさん遊んだ3びきがいつもと違う森の中を歩いていると、どこからかいいにおい。においの先にはりっぱなかぼちゃスープのおふろが。自由に入ってもいいけど、中のスープは絶対に飲んではだめとの注意書き。お腹のすいていた3匹はこっそり飲んでしまうが…。
くすっと楽しい絵本。かぼちゃ色になったあと、シチューのおふろを見つけた3匹。これで白くなるんじゃないかと考えるけどそう簡単にはいかなくて。シマシマもよう笑ってしまった。最後のミルクのおふろはどうかというと…そうくるのか!