文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

パンが出てくる絵本

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パンが出てくる絵本の読了記録まとめ。作者名50音順。読んだら増える。
感想の長さにばらつきあり。
サンドイッチ系は別ページをつくる予定。

パンが出てくる絵本

コローロ『なーんにみえる? わくわくパン』

みんな大好き パンを味わう
かたちのおもしろさ。
想像ふくらむ 見立て遊びの絵本です。
http://shop.akamama.co.jp/view/item/000000000839


 パンが赤ちゃんのほっぺになったり、三日月になったり…結構似た見た目のものがあるんだなあ。楽しい絵本。パンの写真を使っているのもあって、おいしそうです。


深見春夫『そらとぶパン』

ある日、列車の形をしたパンが駅に到着しました。子どもたちが大喜びで乗り込むと……パンはフワリと空へ浮かびあがりました。
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-68302-7

 山のトンネルから現れたいいにおいのパンの列車に乗って冒険へ。
 予想外のことがたくさん起こってとても楽しい絵本。汽車と衝突しそうになったら、空を飛び、空ではソフトクリームの雲を食べ、パンの国へ。パンのかいじゅうに食べられたときはドキッとしたけど、そんな脱出法を使うとは。
 というかパンに乗ってる人、勝手に家族だと思っていたけど、たまたま駅に居合わせた人だったのか。しかし、パンだからこそできる脱出法だなあ。ちぎって穴を開ける。かいじゅうからしたら、たまったもんじゃないな。
 かいじゅうのしっぽについてるパンはおいしいとのことだけど、どんな味なんだろう。私もパンの列車に乗って、パンの国に行きたいなあ。


ふくざわゆみこ『パン ぱくぱく』

焼きたてのパンの香りがふわんとただよってきそうな、読むほどに、おなかがすいてくる絵本です。
https://www.hikarinokuni.co.jp/publications/978-4-564-01086-6/


 シンプルな食パンから始まるパンの絵本。
 こんがり焼けたトーストにはバターやジャムを塗ったり、目玉焼きやチーズを載せたり。具を挟んでハンバーガーやサンドイッチにしたり。(ロールパンに挟まったタコさんウインナーがかわいい!)パンの中にあんこやクリームを入れたり。揚げたドーナツパンにラスク…。最後に焼いてできたのはパンダパン!
 裏表紙の動物パンもかわいい。そしてなによりおいしそうで、パンと一緒に出てくる飲み物――ジュースだったり、スープだったり、もチョイスが細かい。おいしそう! 腹ペコ時に読むのは注意が必要。頭の中がパンのことでいっぱいになる。擬音も楽しいです。