文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

フレデリック・クレマン『アリスの不思議なお店』

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訳:鈴村和成

1996年度ボローニャ国際児童書展ラガッツイ賞受賞。小天使の鈴、チェシャ猫の笑い、空飛ぶ絨毯、白雪姫の靴下留め…誕生日には何が欲しい?古今東西のお伽話から抜け出て来た、世にも稀なる「夢のカタログ」。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784314008105


 フレデリック・チック・タックという行商人が少女アリスに語りかけながら、古今東西の様々な不思議な商品を紹介する、という形の本。
 どちらかといえば大人向けの絵本かも。幻想的なイラストや写真を見ているとわくわくします。出てくる商品には元ネタがあるみたいなので(たしかにいくつかどこかで見た名前もあったような気がしましたが)、その元ネタも気になります。ほんと、見ているだけで不思議な雰囲気に浸れる素敵な本でした。