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東川篤哉『学ばない探偵たちの学園』

装画:カスヤナガト

呑気な私立鯉ヶ窪学園で密室殺人事件が発生。被害者は学園の芸能クラス在籍のアイドルを狙う盗撮カメラマンだった。続けて起きるアイドル高校生の失踪騒ぎ。学園探偵部のとぼけた三人組高校生が解決に乗り出した。
https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-50428-5


 鯉ヶ窪学園シリーズの第一作目です。放課後はミステリーとともにを読んでから、ずっと読みたいと思っていたのですが、やっと読むことができました。(先に『殺意は必ず三度ある』の方を読んでしまったので。普通に楽しめたけど)「だんしがしんだいでしんだ」というキャッチコピー(?)がインパクトありました。

 相変わらず登場人物たちが面白い。ところどころにある小ネタに笑ってしまいます。登場人物紹介がすでにおかしかった。キャラたちのやり取りもテンポがよくて良かったです。「本格」ミステリなんだけど、ゆるい感じなので気楽に読めるのもいいなあと思う。(ほんとに殺人事件が起こったのか? と思ってしまうくらい)好き嫌いはやはりわかれそうですが。
 前回読んだ話は、探偵部はあんまり活躍してないというか、首突っ込んでるだけって感じも否めなかったのですが、今回は1つ推理を披露していて、結構やるじゃん! なんて思ったりもしました。部長はアレでしたが。探偵部の3人はほんとに面白い。

 メインの事件の密室トリックにはやられました。まさかそんな偶然任せな…。でもまあ、それでも立派な密室に変わりはないんですけど。「振り子」のことは先生のくれたヒントですぐわかったけど、全然思いつきませんでした。くやしいなあ。
 しかし、部長はいつになったら、お好み焼き作りを成功させるのか。


★文庫版

学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)

学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)


○他シリーズの感想
mogumogu101.hatenablog.com
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