馬場のぼるの没後に見つかった100冊余りのスケッチブックから構成された本。こんなに楽しいスケッチブックはなかなかないんじゃないか。
11ぴきのねこでおなじみのねこから、植物、市井の人々…書き手の優しいまなざし、ユーモアを感じる。リアル絵からデフォルメまでたくさん。描くことが楽しくて仕方ないんだろうなあ、という気持ちも伝わってくる。このスケッチブックを眺めている時間は、とても素敵な時間だった。
絵を描く人は、絵が描きたくてたまらない気持ちになりそう。私は絵本作家として知ってたけど、漫画家としては知らないので作品もまた読んでみたいなあ。
馬場のぼる『馬場のぼるのスケッチブック』
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