ひとり「青空文庫読もうよ期間」に読んだものの覚書。頓珍漢な感想かもしれない。 大体どれも10分以内に読めると思われる。五十音順。 すぐ読めるように、青空文庫のリンクも貼ってあります。
読書の時間がとれないときにはAmazonAudibleが便利。
作品があるものにはリンクを貼っています。
お好みの媒体で楽しんでください。
夢野久作作品(別名義作品あり)
『医者と病人』
もう助ける薬はないのに、2、3日後に死ぬ毒薬がほしいという病人。とても短く思わずぽかんとしてしまうが、よくよく考えると…。
(2017.03.09読了)
『鉛筆のシン』
「あなたの心をもっといいのにとりかえなくちゃ、いくらいい鉛筆を買ってもダメです。」
鉛筆からのマジレスが痛い…。
(2017.03.10読了)
『お金とピストル』
泥棒とケチンボのコントのような話。軽くておもしろい。
(2017.03.10読了)
国語「鳥海浩輔が読む、夢野久作『お金とピストル』」【朗読】 - YouTube
↑声優による朗読動画。いい声。いらすとや素材は万能だな。
『がちゃがちゃ』
がちゃがちゃはくつわ虫の鳴き声。虫の音楽会に乱入したくつわ虫の顛末は…。くつわ虫ってそんなにうるさいのか。
(2017.03.10読了)
▼Audible:「がちゃがちゃ」ナレーター:秋共 憬希(3分)
『先生の眼玉に』
悪い子には当然の報い(おしおき)というやつか? 悪太郎という名前がいかにもって感じ。降ってくる雪が砂糖になったら、塩になったら、どうしようかな。
(2017.03.10読了)
『狸と与太郎』
狸が化けた化け物は怖くないのに、狸は怖い。理由は「化ける」から。短いけど、なんともいえないおもしろさがある話だった。
(2017.03.09読了)
窪田等 朗読『狸と与太郎』作:夢野久作 - YouTube
↑プロのナレーターによる朗読動画。安定した聞きやすさ。