文字を食べる

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群ようこ『パンとスープとネコ日和』

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唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。(略)泣いたり笑ったり…アキコの愛おしい日々を描く傑作長篇。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=4572


 淡々とゆるやかな時間が流れる話。前に読んだ『かもめ食堂』もこんな感じの雰囲気だったかも。
 どすこい猫なたろちゃんが愛らしく、癒されます。だから、後半の展開には涙でした。しまちゃんも愛すべきキャラで好きだ。主人公もしっかりした芯を持ってて良かった。アキコさんのお店はなんか好みです。現実にあるなら行ってみたい。スープもサンドイッチもおいしそうでした。


○単行本の表紙も好き。


○ドラマもよかった!

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