和菓子関連の本(小説以外)の読書記録をまとめるページ。
だいたい読了順。ときどき増える。
和菓子の本
中山圭子『和菓子 夢のかたち』
絵:阿部真由美
和菓子の魅力がいっぱい詰まった本。餡がちょっと苦手なため、和菓子は敬遠していましたが、この本読んだら無性に和菓子が食べたくなりました。
和菓子は色んな種類があり、美しいものばかりですね。かわいらしいイラストがまた目を引きます。二章の「デザイン四季折々」を特に興味深く読みました。和菓子って奥が深い!
君野倫子『わくわくほっこり和菓子図鑑』
和菓子と和菓子回りのさまざまなものから、「美味しい」「可愛い」「楽しい」「なるほど」を集めた。全174項目。簡単レシピ付き。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784576120577
以前、『和菓子のアン』を読んでから、もっと和菓子のこと知りたいなーと思い、読んでみた本。表紙からすでに可愛らしい和菓子でいっぱいなのですが、中身も可愛らしく美しい和菓子が満載で眺めてるだけでも楽しい本でした。宝石がぎゅっと詰まった宝石箱みたいな感じです。
お茶のおいしい淹れ方など、和菓子を頂くときに覚えておくとよい豆知識も色々載ってます。紹介されていた和菓子グッズがまた可愛らしかった。
巻末のレシピは確かに手を出しやすそうなレシピなので、ちょっと試しに作ってみたいなと思ったりしています。しかし和菓子って奥深いですね。
日菓『日菓のしごと 京の和菓子帖』
伝統的な京菓子を現代の感性で包み込む。
見て楽しい、食べて美味しい。新しい和菓子のかたち。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784861523878
京都を中心に和菓子に関する活動をしている「日菓」の創作した和菓子が写真と創作過程の小話とともに紹介されている本。伝統的な和菓子という風ではないけれど、日常をモチーフにした和菓子たちは遊び心があって、すごく可愛らしい。製法は従来の和菓子の作り方から逸脱しないようにこだわっている様子。職人としての気配り、こだわりが感じられます。
本書では80点の創作和菓子を紹介。「好きのきもち」「雲のみち」「電車ごっこ」などなど、どれも素敵。見てるだけでも楽しいのに食べればおいしいっていうのがいいですね。なんだかほっこりしました。