文字を食べる

読書備忘録ブログです。

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坂木司『和菓子のアン』

和菓子のアン (光文社文庫)

和菓子のアン (光文社文庫)

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは? 読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー!
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334764845


 表紙のおまんじゅうがおいしそうでずっと気になっていた。読んでよかった。おもしろい!
 和菓子屋「みつ屋」に舞い込む謎。いわゆる「日常の謎」系のミステリーです。和菓子の知識、デパートの知識がないので首をひねることが多かったですが、なんてことはない言葉遊びが多くて主人公の杏子と同じように、びっくりしつつ笑いつつ楽しみました。しかし、和菓子ってほんと奥深い…! 以前にも和菓子の本は読んだことありますが、またいろいろ読んでみたくなりました。もっと知りたい。

 個性的ですてきな登場人物たち。みんな苗字が日本の花って感じで、統一感があるのがいいな。桜井さんかっこいい。そして、おいしそうな描写の和菓子たち(食べたくなります)。ほんと楽しかったです。読後はほのぼのと心が温かくなりました。店長の椿さんの過去のあれこれが気になるところですが、大体のことは本編で見当つくし、詳しい説明は無粋な気もするし、なくていいのかも。


内容
 和菓子のアン
 一年に一度のデート
 萩と牡丹
 甘露家
 辻占の行方


★単行本の表紙も好き。おまんじゅうがいっぱい!
(リンク先は楽天。中古本)


★コミック版。アンちゃん、かわいいな。