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ヒュー・ロフティング『ドリトル先生と緑のカナリア』

訳:井伏鱒二

鳥のオペラのプリマドンナ,美しい声のカナリアのピピネラは,最初に飼われていた宿屋からお城につれてゆかれて,数奇な運命をたどりますが,やがてドリトル先生に助けられます.
https://www.iwanami.co.jp/book/b269507.html


 カナリア・オペラで活躍したピピネラの数奇な運命を描いた話。
 ほんと波瀾万丈な人生を歩んできたんだなあ、彼女。 あと、この話はヒュー・ロフティングが最後まで書き上げたものではなく、ロフティングの妻の妹がまとめたものだそうだけど、話に不自然さとかはなかったですね。おもしろかった! 窓ふき屋探しに、原稿探し…と下手なミステリよりどきどきしたかもしれません。原稿奪還までの動物たちの大活躍がやっぱり読んでて楽しいです。チープサイドの頼もしさよ。


角川つばさ文庫