内気なスキッパー少年の所に届いたのは固い固い”ポアポア”。その料理法をめぐって森じゅうのみんなが知恵をしぼりますが…。
https://www.rironsha.com/book/00611
小学生の頃に読んだことがあるのですが、内容あんまり覚えてなくて、新鮮な気持ちで読みました。挿絵がすてき! みんなの家の図は見てるだけでわくわくしてしまいます。
ゆでてもダメ、炒ってもダメ、焼いてもダメだし、切ることもできない…。一体ポアポアの実はどうやって料理するんだろう。こそあどの森の住人たちと一緒に、こっちまで真剣に考えてしまいました。なので、思いがけないポアポアの料理法には笑ってしまいました。なるほど!
舞台が冬から春にうつるにつれて、スキッパーの閉じた心も開いていくのがいいですね。あったかい気持ちになりました。そして、みんなが飲んでいた紅茶がおいしそうでした。マサカ、ナルホドがスキッパーにごちそうしたスープもおいしそうでした。
シリーズということで続きも読みたいなあと思っています。こそあどの森いいなあ。