文字を食べる

自分用の読書備忘録ブログです。

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林望『イギリスはおいしい』

 

まずいハズのイギリスは美味であった!? 嘘だと思うならご覧あれ——イギリス料理を語りつつ、イギリス文化の香りも味わえる日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。文庫版新レセピ付き。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167570026


 イギリスの料理はまずいとよく聞くけど、実際どうなんでしょうか。食べたことないので評価の下しようがありませんが、まずいまずいと言われてるのを聞くと、やっぱりそうなんじゃなかろうかと思う。写真なんかで見ると、ちょっとこれは…と感じるものも多いですし。ともかく微妙な印象をイギリス料理に対して抱いているのですが、この本のタイトルには「おいしい」とある! タイトルだけでも興味をそそられます。

 が、タイトルに反して最初に書かれていたのは、イギリス料理のこれでもかというまずそうな描写で…。紹介されるかの地での主な調理法(とにかく煮る! など)を見ると、メシマズと言われるのはこのせいなのかもと妙に納得したり。しかし、そんなイギリス。食材はかなり良いとか。料理ではないけど、りんごがおいしそうでした。調理用とそのまま食べる用と種類があるそうで。あとタイトルどおり、しっかりおいしい料理も紹介されてました。食べてみたい。
 文章の合間の作者のイラスト(スケッチ)が味があっていいなあと思いました。大学での晩餐の様子も興味深かった。ややこしそうな仕来りですが。

※単行本の感想です。

 

★単行本