装画:いざ
大学図書館のクール美人司書・九条薫子。彼女に惹かれる桐生だが、ミステリマニアな薫子が求めるのは謎と事件。しかも「事実が面白ければ正解を。つまらなければ、桐生くんの考えた奇なる解を」なんて言い出して!?
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主人公の桐生くんが、恋心を抱いた女性・九条薫子(大学図書館司書、小説家志望)のために小説ネタを提供しつつ、その謎を解く。
ヒロインである薫子さんの良さが最初わからなかった。正直、一ノ瀬さんの方が印象いい。けど、最後まで読んだら薫子さんの印象がちょっと変わりました。
作中の「ダネイ」については、クイーンを読んでる人はすぐわかっちゃいそう。これがわかると全部真相が読めちゃうかも。読後感は割と良かったです。