訳:寺西のぶ子
イギリス人のフードジャーナリストが日本食を知るために、家族と日本食を食べるドタバタ道中記。外国人ならではの視点で見たら、日本食ってこんな感じなんだなあ。
お世辞がなく、ユーモアがあって、好感の持てる文章でした。興味深く、またおもしろかった! 日本について初っ端に食べたのが焼きそばだという話には笑いました。奥さんに幼い子どもさん2人が一緒だったからこその温かくおもしろみのある文章なんだろうと思う。
この本を読んだことで知った日本食の知識が多々あり、自分は物を知らないなあと思う。もっと勉強したいですね。また外国の人が日本のものに興味を持ってくれることが嬉しいし、正しいことを知っていてくれるのも嬉しいと思う。
★角川文庫版