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読書の備忘録ブログです。

【写真集】世界の魅力的な景色を堪能する Part2

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世界のきれいなものが掲載された写真集の読書記録置き場。
建築系、風景が多め。

書名50音順。

世界のいろんな写真集

『朽ちゆく世界の廃墟』

退廃の美。世界の廃墟(廃船、ゴーストタウンなど含む)の美しい写真集。私が思っていた廃墟と違うのもいくつかあったけど、とにかく綺麗。ただ朽ちたものを放置しているだけではなく、観光地かしているたくましい廃墟もいくつかあり。
エストニアのルンムの写真がなんか好き。透き通るようなきれいな海に朽ちた建物と幻想的な一枚。イタリアのヴィッラ・アドリアーナはなんか規模が違う。スケール大きい。遺跡じゃん。
日本からも少ないですが廃墟が紹介されています。「ホテルオリエンタルリゾート」、まるで宮殿みたいで素敵。廃墟だなんてもったいないという思いと、廃墟だからこそ美しいという感想がせめぎあいます。


『ここだけは行ってみたい城のある景色 世界名景紀行』

いつかは行ってみたい、画家たちが魅せられた街や自然。光あふれるモネの庭、ゴッホの南仏、印象派ゆかりの山や水辺。この本を開くときからその場所への旅は始まる。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784894446908


ドイツのノイシュヴァンシュタイン城やフランスのシュノンソー城など、城のある世界の名景・絶景を収録した写真集。綺麗です。行ってみたくなります。写真の場所の概要とアクセス情報あり。ですが、出版が2007年なのでアクセス情報に関しては変わってるところもあるかもしれません。


『死ぬまでに見たい!絶景の橋』

想像を絶する大自然の橋から未来都市の輝ける橋まで、人類が2千年かけて築いた世界の美しい名作橋を一挙公開!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784767820040


世界各地にある絶景の橋を集めた写真集。「ため息橋」やっぱり素敵だなあ。大海原に走るアメリカの「セブン・マイル・ブリッジ」、まるでモーゼのあれのようなオランダの「モーゼス・ブリッジ」、緑色が鮮やかで装飾綺羅びやかなハンガリーの「サバッチャーグ橋」、建物のようなイランの「ハージュ橋」などなど印象深い橋が盛りだくさん。近代的な橋も古き良き橋もどれも素敵だった。


『世界の美しい階段』

大自然に刻まれた「絶景の階段」から建築家が手がけた「名作階段」そして、旅で見かける「街角の階段」まで、148例を収録。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784767820422


ガルニエ宮にある名作階段から、ムーアの城跡のように絶景の中にある階段、街中にあるセンスの光る階段、なんでこんな階段作ったの!? と思うようなおもしろい階段…とさまざまな階段の写真集。街角の階段は使い込まれた木の階段素敵だし、かわいいタイルで装飾されたのも、カラフルなのも素敵。
本屋さん好きとしては、ポルトガルの世界遺産、ポルト歴史地区にあるという「レロ書店」の階段に目を奪われた。本当に本屋さん? 素敵すぎる! 「世界でもっとも美しい書店」のひとつに数えられているというけど、納得!


『世界の美しい廃墟』

どこの国にも、いつの時代にも存在する廃墟。本書は、アメリカのホテル、イタリアの城、フランスの工場、日本の旅館、旧ソ連時代の建造物など、世界各国の廃墟と、そこに漂う時間の流れと静寂を捉えたトマ・ジョリオン氏の写真を1冊にまとめました。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784756246028


世界各地の廃墟のどこか幻想的な写真集。収録されている写真はテーマごとの連作になっていて、特に「忘れられた宮殿」シリーズが素晴らしかったです。廃墟の写真の退廃的な雰囲気、すごく好きです。
夜見ると若干不気味に感じないこともありませんが。朽ちた建物から芽吹く植物は幻想的でもあります。素敵な写真集でした。


『世界の美しい窓』

古い窓から新しい窓まで、世界中のさまざまな美しい窓を写真で楽しめる本です。
歴史を感じさせるクラシックな窓や
不思議な形の窓はもちろん
「これも窓!?」と驚くような窓を多数掲載。
https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767823409/


建築の中の美しい窓に焦点をあてた写真集。カッパドキアなどの古い窓から最新の建築の窓までさまざまな窓を収録。ガウディの建築のステンドグラス、すごく素敵。外から美しい窓を眺めるのもいいけれど、室内から窓を見るのもいいなあ。


『世界の教会』

ピーピーエス通信社

天高くそびえるヨーロッパのゴシック教会、緑の谷にたたずむ小さな教会、一枚岩をくり抜いた謎の教会、飾りで埋め尽くされた南米の大聖堂…さまざまな教会・修道院・大聖堂の外観・内観を160点収録。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784756243430


世界の教会、修道院、大聖堂の美しい写真集。
教会ってこういうものだ、という固定的なイメージがあったのですが、世界には本当に様々な教会があるのだとわかります。建材、立地場所……同じキリスト教の教会でも地域によってずいぶん違う。大聖堂の写真はその荘厳さに思わず見惚れてしまいます。


『世界の空港』

ピーピーエス通信社

ガラス張りの巨大ビルにきらびやかなネオンが光る国際空港から、小さな島にポツンと建つ小屋のような空港まで、世界には様々な空港が存在する。外観・内観・滑走路・機体など158景を収録。


すごく近代的なものから、いかにも南国というもの、一見空港には見えないものなど色々な空港が見られておもしろい。水が流れていたり、動物がいたり。その国の特色があらわれている写真も興味深いです。ちょっとした旅行気分が味わえます。


『世界の寺院』

美しい仏教寺院、イスラム教のモスクの写真集。荘厳な建築物たちは息をのむ美しさ。解説なしなので、気になったものは自分で調べる必要あり。逆にいえば、余計な文章がないから写真をじっくり楽しめる。
アフガニスタンのハズラト・アリー廟(ブルーモスク)が特に素敵だった。


『世界のモザイク』

アフロ

建築家アントニ・ガウディの建築群、“モザイクの首都”ラヴェンナのビザンチン様式の聖堂内、古代ローマ時代の都市遺跡、壮大なモスクに散りばめられた青の世界、アジアの黄金の寺院等、一度は見てみたいモザイクがギュッとつまった1冊。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784756243959


モザイクの技法が使われた建物の写真はちょくちょく見るけど、そのモザイク部分を中心にした写真集をみたのはこちらが初めて。新鮮でした。
モザイクが発展した経緯もあってか、素晴らしいモザイクは聖堂関連に多いんですね。世界遺産にも。タイルだったり、石だったり、ずいぶん緻密で凝った細工もあり、面白かったです。色も鮮やかできれい! 人物を描いたものも多いですが、私はやっぱり模様が好き。
イタリアのラヴェンナという土地は、モザイクの首都と呼ばれるほどモザイク装飾が見られるそうで、ちょっと行ってみたくなりました。この目でじかに見たら圧巻なんだろうな。

ja.wikipedia.org