鳥の写真集の読了記録まとめ。著者名・責任者名順。
増えたら鳥の種類ごとにまとめたい。
鳥の写真集
上田恵介『世界のかっこいい鳥』
鷲や鷹、ワシミミズクなどの猛禽類をはじめ、ハシビロコウなどの鳥類を、美しい山脈など、ダイナミックな自然とともに紹介します。
https://pie.co.jp/book/i/4756/
やっぱりかっこいい鳥といったら猛禽類。鳥界のイケメン…イケ鳥…。ワシやタカ、フクロウなど90種、猛禽類多めの写真集。躍動感たっぷり! 猛禽類のきりっとした凛々しい目が好き。(意外につぶらな目をしている鳥もいた)
ハクトウワシ、オオワシ、イヌワシ、好きだなあ。大空を飛ぶ姿が迫力あってかっこいい。ハシビロコウが飛んでいる写真に驚いた。ずっとじってしてるイメージだったけど、そりゃハシビロコウだって飛ぶか。
絶滅寸前の種、日本でも絶滅危惧種に指定されてる種が結構いてなんか悲しい気持ちになった。
上田恵介『世界のかわいい小鳥』
野の鳥は美しい! 四季の風景と共に送る、愛らしい小鳥89種
https://pie.co.jp/book/i/4555/
小鳥かわいいよ小鳥。
どのページの小鳥も大変かわいらしいです。ころころしてて、手のひらに収まりそうな感じで。特にエナガ系の小鳥がかわいい! よく見かけるスズメもいいものですね。癒される写真集でした。
小原玲『シマエナガちゃん』
90年代の「アザラシの赤ちゃん」ブームの仕掛人・動物写真家の小原玲氏が、真っ白”もふもふ”のかわいらしいルックスで注目の、北海道で暮らす小鳥・シマエナガを撮り下ろし! 一冊の写真集(オールカラー)にまとめました。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000190070
思わずタイトルのように「シマエナガちゃん」と「ちゃん」づけしたくなる愛らしさ!
とってもかわいい小鳥の表紙に惹かれて手にとった本。この真っ白なシマエナガ、「雪の妖精」と呼ばれているそうですね。とても納得。
シマエナガはそのかわいらしさしか知らなかったけど、コケやクモの巣で巣をつくったり、なかなか賢そう。小さな体なのでやはり天敵は多く、ヒナが巣立つのはなかなか難しいのだとか。自然界も大変だ。日の出から日没まで2週間かけて撮影したという巣立ちのシーンはとっても貴重。真っ白なシマエナガだけど、ヒナの顔は黒い色なんだなあ。
叶内拓哉『ほんわか鳥日和』
かわいい野鳥たちの日常生活を切り取った写真集。鳥たちのいろんな顔・側面が見られてなんだかぽかぽかする。かわいい鳥たちの中にはちょっとブサイクな子もいたりするんだけど、それもまたいい。ヨタカってあんな鳥なのか。はじめて見ました。
高砂淳二『ペンギン・アイランド』
自然写真家・高砂淳二氏が世界中の海をめぐって撮り続けたペンギンたちを集めた写真集。
https://pie.co.jp/book/i/4375/
夏に見れば涼しい気分になれそう。ペンギンの写真集。
かわいい! 頭傾げてるペンギンとか夕日を背景にしているペンギンの写真が特に好き。マゼランペンギンが可愛くて好み。
千葉市動物公園『ハシビロコウ』
渋い魅力で人気の鳥「ハシビロコウ」の写真集。独特のかっこよさを堪能できる撮り下ろしフルカラー写真と、特製B3ピンナップ、ほとんど動かないパラパラマンガ付き!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784487804993
ハシビロコウの魅力いっぱいの写真集。名前だけは知っている、という鳥だった。
よく見ると、かしこそうな瞳をしているんだな。年齢によって色が変わるらしく、「若いうちは、瞳の色が金色で、高齢になるに従い青色に変化」するそう。不思議だなあ。
赤ちゃんは意外に小さく、大体10cmくらいだとか。成鳥は110~130cmというから、ずいぶん大きくなるんだな! とじこみピンナップみると、ハシビロコウの大きさにびっくりする。
♪鳥くん『鳥の正面顔』
愛くるしい顔、ブサカワな顔、ひょうきんな顔、かっこいい顔、色っぽい顔…。
そんな日本の野鳥の正面顔を集めた初の写真集です。
https://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=11581
なかなか見ることが難しい、鳥の正面顔を集めた楽しい写真集。
正面から見るとずいぶん印象が変わる鳥がちらほら。勇猛な印象だったあの鳥が、正面から見るとなんだかひょうきんで、可愛らしいと思っていたあの鳥はなんだか凛々しく見える。セキレイ系はかわいい気がする。
ラストのコノハズクのサービスショットが嬉しい。ウインクに笑顔! かわいいなあ。
真木広造『幸せの青い鳥』
カワセミやオオルリ、ルリビタキ、クロエリヒタキなど青い鳥を集めた写真集。鳥好きにはたまらないちょっと幸せな気持ちになれる本。
https://www.mates-publishing.co.jp/archives/22266
白藍、空色、白群、新橋色、花浅葱、勿忘草色、天色、紺碧、瑠璃色、留紺…。
いろいろな青い鳥の写真集。ミドリツバメだけど青、アオバトだけど、緑。日本語っておもしろい。ルリビタキが最高にかわいい。
そういえば青い鳥って、あんまり見たことがないな。探しに出かけるのは楽しそうだ。見つけたら、なんかいいことありそう。
真木広造『飛翔 野生の瞬間』
日本で見られる野鳥が飛んでいるシーンを写し取った写真集。
すっごい躍動感! ただ飛んでいる姿だけでなく、エサを狙う瞬間、他の鳥との闘いなどなど、野鳥たちの自然界での自然の姿がたくさん見られます。かっこいい。いった、どうやって撮ったんだろう?
松原卓二『美しき羽毛』
寺田克也/イラスト 川上和人/解説
かわいいもの好きの松原卓二の新たなる発見。
鳥好きなら誰もが夢見た世界。
肉眼では,じっくりみることができない,生きた鳥の羽に宿る美しさを堪能できる写真集。
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/80833/
鳥の中でも羽毛に焦点をあてた写真集。
まじまじと見たことはなかったけど、鳥によって羽の形、つや、生え方、羽の流れ等々いろんな違いがあるのだと改めて知った。すっごくきれい。
私はもふ系がやっぱり好きだなあ。尻もよし。鳥類学者の川上和人さんのコラム、寺田克也さんのイラストもよかった。醜いアヒルの子の話は笑ってしまった。ハトのヒナがグロテスクと知り、思わず画像検索してしまった。確かになんか思ってたのと違う…。
巻末に著者の松原さんのコメントもあって、そちらにもくすっとさせられた。もふもふの間に指を差し込みたいという気持ち、すごくよくわかる。
ちなみに鳥たちの羽根を撮るために、松原さんは特別に「羽毛スタジオ」なるものを作ったらしい。詳しいところは本で確認して。とにかくこのスタジオで美しい羽毛が撮られたのかと思うとすごいなあと思う。