文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

大山淳子『猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち』

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装画:カスヤナガト

お見合い30連敗。冴えない容貌。でも天才。婚活中の弁護士・百瀬太郎は猫いっぱいの事務所で人と猫の幸せを考えている。そこに舞い込むさらなる難題。「霊柩車が盗まれたので取り戻してほしい」。笑いあり涙ありのハートフル・ミステリー、堂々誕生!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784062772211

「猫弁」。最初、書名からの勝手なイメージで猫のお弁当とかかと思ったけど全然違ってた。猫専門弁護士っていう肩書きみたいなもんだったんですね。ミステリー。ドラマの原作本のようです。(2012年の読書記録)ばらばらのピースが1つになっていくさまが読んでいておもしろかった。

 登場人物も好印象。どこか憎めない人が多い。靴屋さんたちが好きだ。よいお店になりそうです。百瀬も結婚相手が見つかって何より。ほんと全部つながってたんだなあ。みんな笑顔になれるような、ハッピーエンドなところも良かった。