文字を食べる

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ヒュー・ロフティング『ドリトル先生航海記』

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訳:井伏鱒二

海上をさまようクモサル島に出かけるドリトル先生と動物たち.島民の敵を倒し,先生は王さまに選ばれて大活躍するシリーズ第2話.
https://www.iwanami.co.jp/book/b269497.html


 やっぱり井伏鱒二の翻訳がいい!
 物語の語り手となるトミー少年の初登場作品。息もつかせぬ展開に、小さい頃に読んだときのように、はらはらどきどきしながら読みました。相変わらずおもしろい! ドリトル先生のやさしさ、あたたかさを見ると、人はもちろん動物たちが慕うのがよくわかる気がする。
 大カタツムリの殻に入っての海中移動はどんな感じなんだろうか。想像してみるに、すごく幻想的な光景です。人が二人に動物たちが入っちゃう大きさなんだから、相当な大きさだよなあ。

▼第2回ニューベリー賞受賞もあるのか色々なレーベルで出ている。
角川つばさ文庫の新訳版

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