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アントニイ・バークリー『毒入りチョコレート事件』

訳:高橋泰
装画:牛尾篤

ロジャー・シェリンガムが創設した「犯罪研究会」の面々は、迷宮入り寸前の難事件に挑むことになった。被害者は、毒がしこまれた、新製品という触れ込みのチョコレートを試食した夫妻。夫は一命を取り留めたが、夫人は死亡する。だが、チョコレートは夫妻ではなく他人へ送られたものだった。事件の真相や如何に? 会員たちは独自に調査を重ね、各自の推理を披露していく──。解説=杉江松恋
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488123055


 ミステリファンには有名な小説、と聞いて手にとった本。もっと早く出会っていたかったような気がします。おもしろかった!
 六通りの推理。どれも筋が通ってるように見えて、次の人の推理で穴をつかれてしまう…。推理にそれぞれの性格が現れているのがよかった。探偵役の推理は無条件で信じちゃうところがあったりするもんですが、必ずしも正しいわけではない、っていうのはおもしろい。

 ネタバレになるので詳しくいえないのが残念ですが、最後にはあっと驚いてしまうような人が犯人にあげられて。びっくりしました。本当におもしろかった。