文字を食べる

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山下清『日本ぶらりぶらり』

半ズボンに坊主頭、リュックを背負って九州、山陰、東北とぶらりぶらりの珍道中。「わしも山下清に毛のはえたような男です」という言葉を耳にした清は、「ぼくのどこに毛がはえるとあなたになるのですか」―。笑いを誘い、かつ考えさせられる文章とスケッチで綴る放浪記。
(引用元 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480033963/


 「山下清」というと小さい頃に見たドラマの印象が強いのですが(おそらく再放送かなにか。内容はあまり覚えていない)、絵や文章をまともに見たのは初めて。演技での声のどもり具合とか、結構忠実だったんだろうか。作中でもふれられてたし。
 それはともかく。放浪記、おもしろかったです! 物事に対する作者の率直な感想が、なぜか新鮮に感じました。純粋で微笑ましいというか。考えさせられるところも色々ありました。

 最初、「ので」が延々と続く文章に読みづらさも感じましたが、読み終わる頃にはそれが味だと思うようになりました。リズムが楽しいです。
 ところどころに挿絵というか作品が載せられていて目にも楽しかったです。最初のカラーの貼り絵も見事でした。すごい! 生で見たらもっと違うんだろうなあ。もっと作品見てみたいです。


★公式サイト
 画家 山下清
 テレビドラマの影響で困ったことも起こっている様子。ちゃんとご本人のこと、知らなきゃダメですね。

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