文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

安藤祐介『営業零課接待班』

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絵:北極まぐ

苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等(まじまひとし)は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!? 涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。
(引用元 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205876


 お仕事小説。
 接待で営業をする「営業零課」。ちょっと無茶な設定だよなあと思いつつも、その試みは興味深く、話の内容もおもしろかった。マジオくんの待遇というか境遇が不憫で最初読んでて辛かったんですが、彼のいいところを見つけてくれる人がいて、また活かしてくれる人がいて、なんかほっとしました。
 個性的な登場人物たちですが、根っこの部分は皆まじめな人ばかりなのが好印象でした。自分もマジオくんみたいに気にしちゃうところがあるので、本の中で触れられていた「積極的脱力思考」については心にとめておきたい。共感できて、前向きになれる本でした。読後感もさわやか。