文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

最近読んだ本 12/31まで

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大体コミック。

最近読んだ本

池田さとみ『笑とお兄ちゃんのなりゆきごはん』

亡きお母さんが遺したレシピノートからお兄ちゃんメインに妹がお手伝いをしながら料理をする話。料理がメイン。冷蔵庫の残り物を使っているとはいえ、手が込んでるなあと思う。前に読んだ『半熟ファミリア』でも思ったけど、年の離れた兄ちゃんがいい子すぎて、心配になる。お父さんはもうちょっと頑張って戦力になってほしい。
(2024.12.26 読了)

▼登場する料理(目次)
古漬けおにぎり/あぶらげなべ/ウチんダック/とりドリ丼/やっつけシューマイ/だいたいカレー/がんそクリームコロッケ/おたすけ玉/春雨サラダ/サンドブック/お母さんのカレー/ありったけフォンデュ/どんどん焼き

おたすけ玉、便利でいいね!
以前読んだレシピ本思い出した。↓この本。

高山かづえ『作りおきスープの素』

味噌スープ、トマトスープ、ポタージュスープなど6種のスープの素の作り方と、それから作るスープのレシピ、ストック具材などのレシピ集。
ストック具材の保存方法やコツ、スープ以外のアレンジ仕方のメモなんかもついていて、親切設計。お弁当に持って行ったり、楽したい時なんかに便利。それにどれもおいしそう。組み合わせを変えたり、アレンジの幅も大きいのでいろんな味を楽しめそう。


御木ミギリ『猫には猫の猫ごはん。 1』

雪の中で死にかけの猫を拾った主人公がキャットフードを食べようとしない猫のために猫飯をつくる話。たしかに猫には猫のごはんがあるな。デフォルメ調のユキちゃんかわいい。太陽とユキは良い家族になれそうだ。暖かな気持ちになれた。
(2024.12.27 読了)


酒川郁子『おいしい下町 スカイツリーと海老フライ』

それぞれ主人公が違う1話完結型の短編集。1話だけ続きあり。仕事に恋にがんばる女性たち(「アイスキャンデー」は男性がメイン)が料理に後押ししてもらったり、元気をもらったり。「下町という割には下町感がなかった気がするけど、それは私が都会っ子ではないからかも。知らない料理、知らない料理の知識がいろいろあっておもしろかった。どの料理もおいしそう! お腹がすいているときに読むのはおすすめしません。私が仕事帰りの電車で読んで、少し後悔しました。スダチそば食べてみたい。(2024.12.28 読了)

▼登場する料理(目次)
ごほうびのおまかせ寿司/ちゃんこ鍋/そば屋の親子丼/スカイツリー天丼/本場の四川麻婆豆腐/イワシづくし/スダチそば/金華サバ/だし巻き玉子/海老フライ/沼津港の回転寿司/アイスキャンデー/オムライス/シュラスコ/ねぎま鍋

お店に行って食べる話がメインなのでレシピはなし。


夏福『サイクリングごはん』

ロードバイクに目覚めた著者がおいしいものを求めて自転車であっちこっちへ旅する話。ロードバイクのことなんにも知らないから、置き場に困ることとか、解体できることとか初めて知った。言われてみれば、作中にでてきたような自転車置き場見たことあるし、電車の中で自転車乗りっぽい人が大荷物持っているのを見たことあるな。
近場から始まって、50km先、100km先と遠くに出かけている著者。読んでいる感じ、自転車とても楽しそうだけど体力ないから自分には無理そうだ。でもいろいろ出かけたくなる気持ちわかるなあ。
どこの地元の料理もおいしそうだった。那須高原のパン食べたいなあ。
(2024.12.29 読了)


後藤羽矢子『たべつくスイッチ』

料理を絡めながら登場人物の日常生活を描いた1話完結型の短編マンガ集。ときどき同じキャラが登場。ローストビーフ丼以外は実際に作者が作った料理らしい。
盛り上がりは特にないけど、ほのぼのしていて気楽にい読める。毎度同じ感想になるけど料理がおいしそうだった。サーモンの塩麹漬け、作ってみたい。あと「スタッフドバゲット」のフランスの昼下がり。気心知れた子とやったら楽しいだろうなあ。
(2024.12.29 読了)

▼登場する料理(目次)
ベーコンかつ/タラのアクアパッツァ/ローストビーフ丼/厚焼き卵/サーモンの塩麹漬け/冷やし中華/フライドチキン/寒ブリ/白身かけごはん/スタッフドバゲット


羽鳥まりえ『半熟ファミリア 2』

異父兄妹とふたりを引き取った叔母の3人の半熟家族が料理を通してより熟成された家族になっていく話。夏休みが終わり2学期が始まり、楓子ちゃんも学校へ。なんとなくうまくいくか心配だったけど杞憂でよかった。友だちもできて、一緒におうちでごはん。あかりはがんばった!しかし、彼女にもなにか悲しい過去があるのかな。
育児放棄などいろいろ考えさせられるが、ふたりのお母さんの心境はどんな感じなんだろう。なんにしてもカレーがトラウマだった楓子ちゃんが自分でカレーをつくりたいと思うようになれるほど心が回復したのは何より。白菜ロールもがんばっていた。おいしそうだったので作ってみたい。
(2024.12.30 読了)

▼登場した料理(目次)
イカの塩辛/ホットアップルパイ/サンマの塩焼き/オープンいなり/モッツァレラ春巻き/ローストビーフ/ロール白菜/厚焼き卵のおでん/焼きいも/サバのみそ煮/チンジャオロース/おうち焼き肉/楓子のカレー


せんりょう静『うたかた今昔』

少し昔の日本が舞台の人とあやかしの短編集。こういう雰囲気好きだなあ。
少し不思議だったり、少し怖かったり。でもなんだかあったかい。ちょこちょこ泣けた。
(2024.12.31 読了)

▼収録作品
お迎え/時計屋の常連客/月光輪廻/細君の面/鬼の客人/恐い帰り道/枝波ゆれる/鬼は内/眼わけ


伊藤ハムスター『うますぎ!東京カレー』

東京にあるたくさんのカレー屋さんの中から、カレー評論家の小野員裕さんが30軒まで厳選し案内。著者を魅惑のカレーの世界へ。インド風カレー、洋食カレー、エスニックカレー、オリジナルのカレーなどに分けてお店の紹介、その店でのできごとを描いたコミックエッセイ。
あんまり辛いのは得意ではなく、中辛いけるか!?ぐらいなのだけど、とにかくカレーがおいしそうで、めちゃくちゃカレーが食べたくなった。目玉焼きをカレーにのっけるのいいなあ。やってみたい。
食べてみたいのは薬膳カレー。風邪のとき、疲れてるときなどで食べ分けたい。

本書の発行は2014年。コロナ禍もあったので、当時とはいろいろ事情が変わっているかも。しかし、どの店もおいしそうだ。問題は東京は遠いということ。近くに行くことがあったら探してみようかな。
(2024.12.31 読了)


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今まではちょこちょこXに読んだ本の感想を載せていたけど、これからはブログにすべて載せる予定。長い記事書かなきゃと気負ってたけど、やっぱり適当でいいやとなりました。2025年もたくさん本を読むぞ!