「みしのたくかにと」……なんだ、このタイトルは? と不思議に思って手にとった絵本。(絵:大社玲子)
その正体は読んで確認してみてください。
内容
ふとっとのおばさんが種をまいた側に「みしのたくかにと」と書いた立て札を置いた。その立て札の読み方を王子様が間違えたことで起こる一騒動の話。
とにかくおもしろかった! そして心あたたまる素敵な話でした。
勉強を強要され、食べ物を食べることを無理強いさせられ、王子さまはさぞ辛かったことだろうと思うけれど、彼が元気になってよかった。それもこれも、ふとっちょおばさんの素敵な提案のおかげ。こんなに楽しくておいしい「いなれしもかおがさあ」「いなれしもかかいす」「みしのたくかにと」は他にないと思います。ふとっちょおばさんのパイがとてもおいしそうでした。