絵:ロバート・ローソン
訳:福本友美子
洗礼式のお祝い会で,妖精に「おまえはりこうすぎる王子になるがいい!」といわれたプリジオ王子.りこうすぎるせいで,きらわれ者になってしまいました.ところがロザリンドひめと出会ったそのときから王子は一変,火をふく竜の退治にいどみます.迫力たっぷりの挿絵はロバート・ローソン.すみずみまでゆかいな物語です.
(引用元 https://www.iwanami.co.jp/book/b269640.html)
読み始め→利口すぎでなんか問題あるんだろうか、途中→利口すぎるのも考えものだなあ、終わり→やっぱり利口にこしたことはないんじゃなかろうか。
そんな風に考えが移り変わっていく本編でした。
内容は普通におもしろかった。最初は王子にはイライラさせられましたが。あの理屈ばかりの嫌味(本人はあまりそのつもりはないみたいだけど)な王子を変えさせる恋とは偉大なものですね!
ちょこちょこある、どこかで聞いたことのある話(色んな童話)の小ネタにニヤリとさせられました。さすがラングの書いた話だなあ。