文字を食べる

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オトフリート・プロイスラー『大どろぼうホッツェンプロッツ』

訳:中村浩三

おばあさんの大切なコーヒーひきが、大どろぼうホッツェンプロッツに盗まれてしまいました。大魔法使いツワッケルマンや妖精も登場して、少年カスパールとゼッペルの大活躍がはじまります。
(引用元 https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784035500704

 有名! 昔読んだことがあるような気がしましたが、新鮮な気持ちで読みました。おもしろかった!
 しかし、「ホッツェンプロッツ」って言いづらいです。ホッツェンプロッツ…文字を打つのもなんか難しい。ついでに、ホッツェンプロッツと旧知の仲の大魔法使い「ツワッケルマン」も言いづらいというか、覚えにくい名前だ。

 それにしても、なぜ大どろぼうのホッツェンプロッツはおばあさんのコーヒーに目をつけたのか。ちょっと疑問に思うところはありますが、それはそれ。カスパールとゼッペルのどきどきするような冒険話。カスパールとゼッペルが道中、念のため変装しておこう、ということでお互いの特徴的な帽子を交換してお互いに変装するのですが、それがホッツェンプロッツを捕まえるための伏線になっていくとは。最初はそんな変装で大丈夫か? と思ったものですが。

 無事(一応)ホッツェンプロッツを捕まえることはできましたが、彼を人間に戻しちゃってよかったんでしょうか。せっかく妖精アマリリスから貰った魔法の指輪なのに、3つの願いごとを簡単に使っちゃうなんてちょっと勿体無いような気も。もう読んでる方も大人なので、どうしてもそういうことが気になっちゃいます。新しいコーヒーひきはよかったですけど。

 作中にじゃがいもがたくさん出て来るので(バケツ6杯のじゃがいもとか)、なんだかじゃがいも料理が食べたくなってきます。さすがドイツと言うところでしょうか。生クリームたっぷりプラムケーキもおいしそうでした。児童文学ってなんでこうおいしそうな料理が出て来るんだろうなあ。