不思議な学生寮「ともきんす」に暮らす“科学する人たち”朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹……彼らが遺した文章と一組の母娘の出会いを描く待望のコミックス単行本。
https://www.chuko.co.jp/zenshu/2014/09/004657.html
寮母のとも子さんとその娘のきん子さんが迎えてくれる不思議な学生寮「ドミトリーともきんす」。そこには、朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹の4人の下宿人がいて…。
なんかもうすごく好き。静かで淡々とした雰囲気とか、やりとりがとにかく好き。とも子さんやきん子さんとのやりとりが科学への扉となる…。自然科学の読書案内。あまり興味なかったけど、なんか読んでみたくなった。
巻末の参考文献がすごく参考になる。御本人の写真を見てみると、漫画の登場人物はちゃんと雰囲気とらえていてすごいなと思う。引用された物理学者たちの言葉が印象に残る。とにかく素敵な本。この空気感は言葉で表すのは難しいので、まだ未読の方はぜひ読んでほしいと思う。
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