文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

越高綾乃『つぎに読むの、どれにしよ?』

  当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれます

装画/木下綾乃
装幀/土屋みずほ

パディントンやピッピにローラ、マーニー、アントンなどなど、子どもの頃から現在に至るまでずっと読んできた海外の児童文学作品について愛情深く語るエッセイ集。
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ta/1141.html


 表紙が可愛くて手にとった本。児童書専門店の一人娘である著者が子どもの頃から読んできた海外児童文学について語ったエッセイ。ブックガイドとしても。
 とにかく海外児童文学への愛がたくさん詰まってます。おいしそうな料理やその描写に目が行くのわかる! と思った。私の好きな本がいくつか紹介されていて嬉しい。まだまだ未読の本がたくさんあるので、少しずつ読んでいきたい。

 読むタイミングが重要というのは本当にそのとおりだと思う。昔は微妙に思った話も今読めば、また変わった感想になるんだろうな。逆もまた然り。今のお子さんたちでここにあげられている本を読める子はなんとなく少なそうと感じるけど、興味があったら挑戦してほしいなあと思う。


■紹介されていた本(読了済にはチェックつけてみた)
✔『くまのパディントンマイケル・ボンド
『大きな森の小さな家』ワイルダー
『長い冬』ワイルダー
✔『長くつ下のピッピリンドグレーン
『がんばれヘンリーくん』ベバリイ・クリアリー
『ゆうかんな女の子ラモーナ』ベバリイ・クリアリー
『グリーン・ノウの子どもたち』ルーシー・M・ボストン
ヒナギク野のマーティン・ピピン』ファージョン
『小さなバイキング ビッケ』ルーネル・ヨンソン
思い出のマーニー 上・下』ジョーン・ロビンソン
『クローディアの秘密』カニグズバーグ
『リンゴの木の上のおばあさん』ミラ・ローベ
『トムは真夜中の庭で』フィリパ・ピアス
『人形の家』ルーマー・ゴッデン
『やねの上のカールソン』リンドグレーン
✔『はるかな国の兄弟』リンドグレーン
『しずくの首飾り』ジョーン・エイキン
『時の旅人』アリソン・アトリー
『魔法使いのチョコレート・ケーキ』マーガレット・マーヒー
✔『点子ちゃんとアントンケストナー
『風にのってきたメアリー・ポピンズ』トラヴァース
若草物語』オルコット
飛ぶ教室ケストナー
『ウィロビー・チェースのオオカミ』ジョーン・エイキン
『やかまし村のこどもたち』リンドグレーン

 読んでみたいなあと思っている本がいろいろ紹介されていたので、少しずつ挑戦していけたらなあと思う。