文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

【青空文庫】田中貢太郎作品 読了記録 その2

  当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれます

 ひとり「青空文庫読もうよ週間」に読んだものの覚書。頓珍漢な感想かもしれない。 大体どれも10分以内に読めると思われる。五十音順。 すぐ読めるように、青空文庫のリンクも貼ってあります。

田中貢太郎作品

『怪しき旅僧』

www.aozora.gr.jp

 旅僧はいったいなんだったんだ?
 家の主が快く旅僧を迎えた場合はどうなったんだろう? 違う結末だったんだろうか。
(2022.08.31読了)


『虎杖採り』

www.aozora.gr.jp

 「虎杖」でぱっと思い浮かんだのが『呪術廻戦』の主人公だった。
 ここではもちろん植物。タデ科多年草。しかし、この老人不気味すぎる…。
(2022.8.31読了)

ja.wikipedia.org


『位牌田』

www.aozora.gr.jp

 科学の常識でわからない不思議なことがこの世にはある。
 この老人、熱心に田んぼの世話をしていたのに…。
(2022.08.31読了)


『女の姿』

www.aozora.gr.jp

 女の幽霊の出る曰く付き物件の話。
 女はどうして急に現れたのか? 学生たちが出ていったあとはどうなったんだろう?
(2022.08.31読了)


『義猫の塚』

www.aozora.gr.jp

 猫の恩返し。寺の猫は和尚さんの猫の化け鼠退治につきあったんだろうか。
 実際に西林院には猫塚があるようですね。
(2022.08.31読了)


『首のない騎馬武者』

www.aozora.gr.jp

 柴田勝家の亡霊。その地方では見た者は死ぬと言われているそうだけど、なんか理不尽だよなあ…。
(2022.08.31読了)

ja.wikipedia.org


車屋の小共』

www.aozora.gr.jp

 小屋には子どもが一人いるだけなはずなのに、なにやら楽しげな声がして…。
 死んだはずの母と会っていたという子ども。どこから来たのかという問い掛けに「あすこから来るよ」と土間の敷居の下を指差す子供にちょっと恐怖した。私のたくましい想像力のせいで、一瞬、殺された母親が下に埋められているのかと考えてしまって…。となり近所が事情知ってるんだから、殺しはないよなあ。
(2022.08.31読了)


『幻術』

www.aozora.gr.jp

 からかいたかったんだろうか。
 怪異はなにがしたいのかよくわからない…。
(2022.08.31読了)


『狐狗狸の話』

www.aozora.gr.jp

 テーブルトルニング。こっくりさんのやり方の説明。
(2022.08.31読了)


終電車に乗る妖婆』

www.aozora.gr.jp

「怪談も生活様式の変化によって変化する。駕籠ができれば駕籠に怪しい者が乗り、人力車ができれば人力車に、鉄道馬車ができれば鉄道馬車に、汽車ができれば汽車に、電車ができれば電車に、自動車ができれば自動車に、飛行機ができれば飛行機に、怪しい者が乗るのである。」

 確かにそうかも。でも飛行機の怪談は聞いたことないなあ。私が知らないだけかな。
(2022.08.31読了)


『商売の繁昌する家』

www.aozora.gr.jp

 ここで商売を興したらみんな繁盛する?
 観相家が不思議がるということは、特別良い場所というわけでもないってことなのかな。なにがいいんだろう。
 ちなみに芝公園わかもと製薬という会社はまだちゃんとあるようだ。
(2022.08.31読了)

わかもと製薬 - Wikipedia


『白い小犬を抱いた女』

www.aozora.gr.jp

 タクシーの運転手が出会った不思議。女性は一回忌のために家に帰ってきたんだろうか。
 この話、実話系怪談のテレビ番組で見たことある気がする。でもタクシーの運転手は現役の人だったし、田中貢太郎が記録した怪談ってことはもう少し古いだろうし…。気のせいかなあ。
(2022.08.31)