植物について書かれた本の読了記録のまとめ。
大体読了順。
植物についての本
かわしまよう子『草手帖』
食べられる雑草、薬になる雑草など、身近な雑草の知恵と力を40種紹介。優しい言葉で綴られた、雑草案内の入門書です。
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8000418.html
装丁が素敵な、雑草について書かれた本。中の写真もセンスが光っていておしゃれ。とても雑草には見えない草もあり、雑草とはなんなのか、とちょっと考えてしまいます。あんなに可愛らしい花を咲かせるのに!
著者の草への愛がよくわかる1冊。これまでは特に気にしていない雑草でしたが、道端に生えているそれらをこれからは気にして見てしまいそう。というか、気にして見るようにしてみたいです。
個人的にペンペングサこと「ナズナ」には思いいれがあります。小さい頃はよく見つけては摘んで、葉っぱのところを折って、しゃらしゃらと耳元で鳴らしてみたものです。
行達也『葉っぱカタログ』
写真:原田奈々
東京都内の公園などで見つけられる可愛い葉っぱの写真集。
葉っぱってこんなに可愛かったんだなあ。色鮮やかだったり、おもしろい形だったり、色んな種類の葉っぱがきれいな写真とともに紹介されています。葉っぱに焦点があてられた写真に、葉っぱに対して新しい認識が生まれました。まじまじと見てみると、どれも個性的な形や葉のつき方をしているんですね。花もきれいですが、葉っぱもいいな!
本の後ろの方には、葉っぱを使った遊び方についても書かれています。花冠の作り方とか、船の作り方とかタンポポの水車とか、色々懐かしかったです。
パイインターナショナル『へんてこりんな植物』
傷をつけると血を流す「竜血樹」、10メートルを越える怪物サボテン、7年に一度しか咲かない世界最大級の花、ギネス認定の20kgの種子…。「なんかへん! でも見ちゃう!」そんなあやしくも奥深い、植物の世界へお連れします。
https://pie.co.jp/book/i/4684/
こんな植物が世界に存在しているんだなあ。「へんてこりん」という形容がぴったりな植物がたくさん紹介されています。まるで血を流しているかのような見た目の植物も…。
発見といえば、西部劇などで荒野を転がっているあの植物「タンブルウィード」というんですね! あれ、枯れ草じゃなかったのね。タンブルウィードは転がりながら種を撒き散らすのだとか。(p117より)