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杉浦明平『今昔ものがたり』

今昔ものがたり (岩波少年文庫)

今昔ものがたり (岩波少年文庫)

絵:太田大八

大どろぼうの話,いもがゆの話,大きな鼻の和尚さんの話,きつねや化け物との知恵くらべ.「今は昔」と語り継がれ,平安時代の人びとの生活と心をいきいきと伝える,ふしぎで楽しい39話.
https://www.iwanami.co.jp/book/b269775.html


 「今は昔」から始まり、「……となむ語り伝えるとや」で結ばれる説話集。芥川龍之介で御馴染みの「鼻」「芋粥」などの元ネタにもなっている話もあり。(ここだと「鼻の和尚」「五位と利仁将軍」がそうだったかと)

収録話

悪人往生/なぐられた息子/法くらべ/施しにも礼儀を/悪運に勝った枇杷の大臣/夜道のお供/実印僧都と追いはぎ/腕くらべ/鏡箱の歌/充と良文の決闘/震えおののく袴垂/人質をとった盗人と源頼信/馬どろぼうと頼信父子/五位と利仁将軍/盗人の恩返し/亡霊を叱った上皇/水の精/古い空き家の怪/真夜中の葬式/怪しい杉の木/馬の尻に乗る美女/赤んぼうを抱いた女/鈴鹿山の肝っ玉くらべ/浮気心の報い/牛車に負けた三豪傑/すわりこみ撃退法/追いはぎよけの妙案/毒殺計画の失敗/鼻の和尚/人形目代/舞茸/馬の名人/欲深信濃守/がまにだまされた学生/おくびょうものの強がり/強盗を迎え入れた前筑後守/つり鐘どろぼう/袴垂の悪ぢえ/干し魚を売る女