「青空文庫読もうよキャンペーン」(一人で楽しく開催)をしていたときに読んだものの自分用の覚書。ふんわりとした一言感想です。頓珍漢なことも書いてるかも。
中には長めのものも混じっているかと思いますが、どの話も大体10分程度で読めると思われます。 ====
青空文庫で読める芥川龍之介作品
『飯田蛇笏』
初めは飯田蛇笏の良さがわからない芥川だったが、とある句を見て注目するように。飯田蛇笏と手紙をやりとりするようになったり、自分でも句作を試みてみたり…。ちょっとかわいいとこもあるんだなと思った。
(2017.3.7)
『犬養君に就いて』
犬養氏の作品について。芥川氏曰く、犬養氏の仕事をしかけた顔は、「(若し失礼でないとすれば)女人と交った後のようだった」らしい。
この犬養氏は犬養健?
(2017.3.7)
『魚河岸』
泉鏡花の小説のような世界、が未読ゆえいまいちよくわからないので読んでみなければ…。洋食屋で行ったら、嫌な客にあった。しかし…。鏡花の小説の世界がそこにあったよという話。
(2017.3.7)
『かちかち山』
かちかち山のパロディ。芥川も書いていたのか…。おばあさんの死後からの話。色々な昔話の要素あり。よくわからんかったけど不思議な雰囲気のなんだか切ない話だった。
(2017.3.7)
『猿蟹合戦』
昔話で知られるあの猿蟹合戦のその後の話。仇討ちを終えた蟹たちがどうなったかというと…。法に沿って考えられていて結構リアルでした。なるほど、確かにそうだよなあ、と納得してしまいました。
(2013.11.2)
『鼻』
鼻が長いことがコンプレックスの和尚さんの話。大学の時に読んで、レポート書いたっけ、と少し懐かしく思います。気にしているのは本人ばかりで、周りからしてみればたいしたことなんてないって感じか。ようは気の持ちようですね。面白い短編。
(2015.6.9)