バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。(解説/吉田大八)
https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-746817-5
話題になっていた本ということで読んだもの。(2011年)青春小説。等身大の高校生がよく描かれてるんじゃないかなあと思う。こんな感じだよなあ、高校生って。
楽しく読みましたが、方言(?)に加えて、高校生の話し言葉(?)で書かれた文がちょっと読みづらかった。慣れればそんなには気にならなくなるけど…。
話は後半3人のが良かった。自分が上と下でわけるならば、下にあたる高校生だったので、なんとなく映画部の子たちの気持ちもわかる気がする。上の子の気持ちはあんまりわからないけれども。でも、こんな子いたよなー、がんばってる人を平気で笑う人。妙にその変リアルだった。
○コミック版があるようです
○実写映画化もしています