文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

川端裕人『銀河のワールドカップ』

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平成の「サッカー小僧」小説の決定版!!
元Jリーガー花島は、ひょんなことから驚くべきサッカーセンスを持った小学生たちと出会った。その才能にほれた花島はコーチを引き受け、全国制覇を目指す。困難の果てに彼らが出会ったのは!? (解説/前田有紀)
https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-746300-2

 「銀河へキックオフ!!」というタイトルでアニメ化してます
 手に汗握るような試合展開で、勢いもあって楽しく読みました。最初児童書みたいな感じかなと思ったけど、そんなことはなかったです。大人である花島の視点も割とあるので。しかし、プレデターすごい!

 チームが徐々にまとまってく過程とか丁寧に描かれてたように思う。各個人の思いだとかも色々あり…。男女混合チーム、というのが小学生ならではって感じでいいなあと思う。まさに青春スポーツ小説! 普段あんまり読まないジャンルだけどおもしろかった。
 子供がプロの選手に勝つのはちょっと無理だろとも思うけど、この子らならできちゃっても変ではないかも、と思わせるストーリー。エピローグ、プレデターの子たちのその後がちょっと書かれてましたが、女の子2人やタギーのことも書いてほしかったような。


○単行本

○アニメ。おもしろかった。