文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

荻原規子『RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた』

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装画:酒井駒子

学園祭の企画準備で、夏休みに泉水子たち生徒会執行部は、真響の地元・長野県戸隠で合宿をすることになる。そこで、宗田三姉弟の謎に迫る大事件が……! 大人気RDGシリーズ第3巻!!
https://www.kadokawa.co.jp/product/201103000910/


 戸隠編です。宗田きょうだいの話がメインって感じですね。宗田きょうだいの関係とか真澄のこととか、ちょっとわかったような気がする。というか、後半の真澄はちょっと怖いですね。色んな意味で。宗田きょうだいについてはもっと語りたいことがあるけど割愛。生徒会やSMFのこととかも。

 他に今まで濁されてきた学園のことだとか生徒会のことだとかパートナーのことだとか、その辺のこともまた少し明らかに。世界遺産といわれても、あまりピンと来ませんが、なんかすごいということはわかる。色んな思惑がある中で、泉水子は利用される側のようで。
 泉水子同様読者も知らないことが多いのでなんだかもやもやしますね。大きな力なのだし、もうちょっと教えてあげてもいいのではと思う。と、思うところはありますが、友達のためならば嫌いな姫神にもなるという決意をする泉水子はその成長があらわれてて良かった。

 今回特筆すべきはやっぱり泉水子のお母さんの登場。初ですよね、紫子さん。深行も見惚れちゃうほどの美人かあ。泉水子もいずれそうなるんだろうか。深行の力が霞んじゃうような登場でした。深行の黒い翼は和宮の力なんでしょうか。話す気はあるみたいなのでそのうち語られるんでしょうが。なんだかんだで泉水子守って、やっぱり気にしてんだなあ。和宮が好みなのか、って台詞は不意打ちでした。泉水子の写真持ってたのもあれですけど。諸々の謎が気になるもはもちろんですが、正直この2人がどうなるのかが一番気になってたりして。次の学園祭編が楽しみだー。

うまく文章まとまらない! ナンパのとことか萌えどころも色々あったんですが。