文字を食べる

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装丁に関する本

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 本の顔である「装丁」に関する本の読書記録のまとめ。
 どれも短め。大体読了順。

装丁に関する本

グラフィック社『装丁道場』

同じ小説でも、こんなに違うブックデザイン。『デザインのひきだし』連載「装丁道場」の連載全作品を収録。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784766121377


 吾輩は猫であるの装丁を28人のデザイナーがデザイン。どれもそれぞれの個性が輝いていて、見ていて読んでみたくなりました。内容は同じなのに、受ける印象が違う。すごい! デザイナーによって重視する点が違うのは当たり前なんですけど、色々な違いがおもしろかった。
 文字、紙についても書かれていました。紙、フォントは見てるだけでも楽しい。うきうきしてきます。


菊地信義『装幀思案』

装幀思案

装幀思案

本の内容を伝え、読みたいという思いを誘う「装幀」。一万数千冊のデザインをしてきた装幀家が、書店で心引かれた装幀に言葉をそえた。求める装幀と来るべき装幀を探り、デザインの真髄へと至る思索。
https://www.kadokawa.co.jp/product/200803000002


 本を選ぶ上で装幀ってかなり重要。それ一つで読んでみようと思ったり、ためらったり…。読んだことのない作家さんでも装幀が心に来ると手にとってみようという気になりますし。本の感想でも、内容関係なく装丁について触れちゃうことも多い。

 著者が気に入った本の装幀について紹介したり、思うことを綴ったエッセイ。写真はカラーではないけれど、著者の説明で色も脳裏に浮かびます。カバーも帯もすべてにその本の物語がある。そんな言葉に、これからはもっと本をじっくり味わいたくなります。紹介されている本も読んでみたくなりました。
 この画像ではわかりませんが、本より小さめの落ち着いた紅の帯がついてました。帯(表紙側)には縦書きで「来るべき装幀を探る。」とありました。裏表紙側には内容紹介。これがまた印象的でした。