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かたやま和華『猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記』

装画:石黒亜矢子

ある事情で猫の姿になってしまった浪人・宗太郎(通称、猫太郎)。裏長屋で便利屋「猫の手屋」を営む彼の元には、人々の相談が舞い込んで……。奇妙奇天烈な猫のサムライが大活躍するあやかし時代劇!
https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-745243-3


 訳あって白猫(二足歩行。まさに表紙通り。かわいい)になってしまった青年・宗太郎の話。善行をつめば元の姿に戻れるということで、猫の手屋というなんでも屋をしている。ちょっと不思議要素のある人情物語。
 普通、喋って歩く大きな白猫なんて見たら、化け猫か!? となるだろうに、普通に町の人々に受け入れられている猫太郎を見て、町の人はおおらかな人ばかりだなあとしみじみ思います。宗太郎の真面目で朴訥な人柄も関係してるんだなあと思う。

 今回は全体的に登場人物紹介回といった感じで話的に展開はありませんでした。続編のほうでいろいろあるのかな。猫太郎さんの活躍、長屋の人々などみんなの暮らしぶりが気になるところ。もふもふ好きとしては猫太郎にはそのままでいてほしいですが、宗太郎の許嫁さんの存在も気になるところです。