文字を食べる

読書備忘録ブログです。

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櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス』

装画:ヤマウチシズ

八神森司は、幽霊が「見えてしまう」体質の大学生。片想いの美少女こよみのために、仕方なくオカルト研究会に属している。ある日オカ研に、女の顔の形の染みが、壁に浮き出るという悩みが寄せられ……。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321205000253/


 オカルトミステリ。どちらかというとホラー寄りでしょうか。あとラブコメ要素もあり。
 持ち込まれる事件の背景に結構ハードなものがあったりもしましたが、楽しく読めました。幽霊的なホラー要素はどの話にもありましたが、それほど怖くはなかったです。幽霊怖い! というよりも、やっぱり人間が一番怖いんじゃ…とちょっと思ったり。3話の事件の原因はどちらかというと、気持ち悪い! ですが。
 楽しく読めたんですが、キャラの描写がいまひとつというか、結局なんだったんだ…? という設定がいくつか。こよみと幽霊のこととか。この辺は今後書かれていくんでしょうか。続編も出てるみたいですし。森司とこよみの関係がどうなっていくかは気になります。がんばれ森司! 

 登場人物たちがオカルト研究会に所属しているだけに、作中でちょこちょこオカルトネタが書かれるんですが、オカルトに詳しくない自分には知らないことばかりでなかなか面白かったです。キャラが会話で挙げていた本が気になるので、また機会があれば読んでみたい。


○コミック版