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レックス・スタウト『料理長が多すぎる』

原題:Too Many Cooks
訳:平井イサク

世界各地から選出された15人の名誉あるシェフたちは、保養地カノーワ・スパーに集いソースの味ききに興じていた。ところがその中の一人が刺殺された……この集いに主賓として招かれていた、蘭とビールを愛し美食家探偵を自任するネロ・ウルフは、誇り高き名料理長たちをまえにその重い腰をあげたのだが……!
https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/43501.html


 タイトルがすごく気になって読んでみた作品。確かに料理長が多い!
 安楽椅子探偵として知られるネロ・ウルフが謎を解く推理小説です。シリーズの5作目だとかで、どうせなら1作目から読みたかったなあと読んだあとで少し後悔しました。そうしたら、もっと人間関係が理解できたのかな。登場キャラが多く、キャラの把握が大変でした。
 この話自体は安楽椅子探偵って感じではなかったので、別シリーズでその姿をちゃんと読んでみたいものです。美食家設定らしく作品にちりばめられた料理の薀蓄話はなかなかおもしろかったです。