文字を食べる

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ヒュー・ロフティング『ドリトル先生の郵便局』

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訳:井伏鱒二

ドリトル先生はふたたびアフリカに出かけ,ファンティポ王国の郵政大臣になります.ツバメやスズメが手紙を運ぶ郵便局は大成功,動物の通信教育も始まります.ある日先生は,太古のカメに会いに奥地へ.
https://www.iwanami.co.jp/book/b254709.html


 人買いに売られた女性の旦那さんを助けたり、タイトルどおり未開の地で郵便局を始めてみたり、動物のための雑誌を作ってみたり、真珠とりをしてみたり、牢屋につかまったり、秘密の湖を訪ねたり…1巻で大冒険! はらはらどきどきわくわく、がぴったりです。
 ノアの箱舟はロマン。鳥を使った郵便局はドリトル先生ならではで、いいなあとしみじみ思う。鳥が手紙を運んでくれる、それを想像すると楽しくなってきます。先生たちが作った雑誌が気になります。読んでみたい。


▼別レーベル。「郵便局」新潮はないんだなあ。
○角川文庫

角川つばさ文庫