文字を食べる

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早坂隆『世界の日本人ジョーク集』

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『世界の日本人ジョーク集』

世界から憧憬の眼差しが注がれる経済大国?物真似上手の会社人間?地球各地で収集したジョークの数々を紹介しつつ、真の日本人像を描き出す。笑って知って、一冊で二度おいしい本。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784121502025


 ネット上でもジョークのコピペはよく見かけますね。日本関連のジョークは比較的少なめと聞きますが、こうして本を読んでみると結構あるものなんだなと思います。
 ちょっと古いんじゃないかと思うものも中にはありますが、概ね海外から見た日本人のイメージとして「勤勉・最先端技術・裕福」があるみたいですね。時間に正確・主張が弱い・英語苦手というイメージから、漫画というイメージまで色々あるみたいですけど。こんな印象があるんだ、と客観的に日本人像が見れて面白いかもしれません。なかにはあまり笑えないジョークもありますけど。ジョークの間に挟まる解説や筆者の体験談もなかなか興味深いです。


『続・世界の日本人ジョーク集』

 ジョーク自体は前作同様可笑しなものも揃っているのですが、全体的に政治や歴史の風刺といったものが目立つというか印象に残りました。新しめの時事的なジョークも混ざってはいるけど、まだまだ少なめって感じですかね。でも、収録されてるジョークを見てると、なんだか前に見たものよりも世界から見た日本人の印象が変わってるように感じられる。こういうジョークって笑えないものもあったりするけど、色々興味深くて面白い。