役に立つ皿、役に立つ棚、役に立つおとこー。目のまえの恋がつかめぬ年の離れた4人の日々を、小さな古道具屋を舞台に描く傑作長編。
https://www.shinchosha.co.jp/book/129237/
好きな雰囲気の話だったので、一気に読めました。
中野商店の面々が個性的で良かった。関係性も。キャラの中ではマサヨさんが好きです。良いお姉さん。自分のスタイルを曲げないところとか、かっこいいです。
話としては、わたしことヒトミとタケオの関係がすごくもどかしかったです。喧嘩別れみたいになっちゃった時はどうなることかと思いましたが、落ち着くとこに落ち着いた感じでほっとしました。2人が偶然会社で再会するシーンはほんとにドラマみたいで。ありふれた展開だとしても、やっぱりこういうのいいなあと思う。
★単行本