文字を食べる

読書備忘録ブログです。

MENU

小泉八雲『小泉八雲怪談奇談集』上・下

日本の伝統習俗に深く魅せられて日本に帰化し、伝承・民話をひろく紹介した、ラフカディオ・ハーンの作品群から、怪談奇談を精選。日本人の魂の闇に潜む妖しい世界の魅力を、一度味わってみませんか?
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309402208/


 有名な話が多かったと思いますが、題名に聞き覚えなくても、「あっ、この話なんか知ってる」「聞いたことあるなあ」なんて話が多かったです。一編が短いので比較的読みやすいんじゃないでしょうか。

収録作品
耳なし芳一/おしどり/僧興義の話/鏡と鐘と/食人鬼/青柳物語/鏡の乙女/菊花の約/果心居士/梅津忠兵衛/お貞の話/十六桜/雪女/狢/勝五郎の再生/阿弥陀寺比丘尼/生神様/漂流

収録作品
ある保守主義者/心中/赤い婚礼/君子/ある女の日記/禅書の一問/メキシコ人の感謝/泉の乙女/事実は小説よりも奇なり

 上巻に収録されている作品よりも全体的にやや長め。
 上巻の話は化け物だの幽霊だの出て来たりして、いかにもな怪談話が多かったですが、下巻はそういった怪談話というより、裏表紙にもあったけれど日本人の内面を掘り下げたような話が多かったです。

 記事の分類をどこに入れようか迷いましたが、e-honで日本文学になっていたので、日本の著者に入れました。