文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

野中柊『パンダのポンポン』シリーズ

  当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれます

野中柊著『パンダのポンポン』シリーズの読書記録をまとめました。読んだら増えます。

絵:長崎訓子

『パンダのポンポン』シリーズ

『パンダのポンポン』

パンダのポンポンは世界でいちばん料理が上手なコックさん。でも、もしかしたら作るより食べるほうが好き? そんな食いしんぼうのポンポンを主人公に、ユニークな動物たちが次つぎに登場します。そして、レストラン・きら星亭は、今日も大にぎわい! おいしい料理をめぐって展開する連作童話集。
パンダのポンポン | 株式会社 理論社 | おとながこどもにかえる本、こどもがおとなにそだつ本


 「きら星亭」のコックさん、パンダのポンポンが主人公のおいしそうな料理がでてくる話。
 ポンポンは食いしん坊でちょっとぬけているけど、憎めないキャラ。登場キャラのどの動物たちもおもしろくてかわいいです。イラストもまたかわいいんです!
 ポンポンのつくる料理もかわいくて、そして何より美味しそう! サンドイッチの話で街の動物たちがぞろぞろポンポンの後についてくる場面は笑ってしまった。それだけポンポンの料理はおいしいんだなあ。


『青空バーベキュー』

食いしんぼうのコックさん、パンダのポンポンが活躍する童話集の第2巻。雨の日に水たまりで遊んだあと食べたアメの話、遠くから訪ねてきたペンギンのために作った世界一おいしいカレーライスの話、ドライブをして野原へ行って、みんなで食べたバーベキューの話など、楽しい3つのストーリー。
青空バーベキュー | 株式会社 理論社 | おとながこどもにかえる本、こどもがおとなにそだつ本


 『パンダのポンポン』シリーズの2作目。相変わらず絵がかわいい!
 もちろんストーリーやとぼけたキャラたちもかわいい。今回は飴、カレーライス、バーベキューがそれぞれの話のメイン。でも、バーベキューの話にでてくる焼きりんごが一番魅力的だった。おいしそう!
 前巻の作中でよく怒っていた印象のカバのカヨおばさんだけど、怒るときはタイコを叩くようになったのか。おもしろい。というかかわいい。