文字を食べる

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角田光代『今日もごちそうさまでした』

今日もごちそうさまでした (新潮文庫)

今日もごちそうさまでした (新潮文庫)

「食べられない」から「食べる」に移行するときには、ダイナミックな感動がある(あとがきより)。自他共に認める肉好きのカクタさんに、食革命が起こった。なんと苦手だった野菜、きのこ、青魚、珍味類が食べられる! 次々出会う未知の食材は、買って作って味わう毎日を楽しい発見で彩ります。三度の食事に思いをこめて。読むほどに、次のごはんが待ち遠しくなる絶品エッセイ。
(引用元 https://www.shinchosha.co.jp/book/105830/


 小さい頃は偏食家だったという作者による食べ物エッセイ。食の革命があったとかで今はだいぶ色々なものがおいしく食べれるようになったもよう。きのこが苦手だった、というところにとても親近感。ただ私の場合は自分から食べようと思わないだけて、食べることはできるのですが。

 このエッセイを読んで、しみじみ「旬」を考えることの大切さを感じました。そりゃあ旬のものはおいしいよなあ。エッセイの中のところどころに登場する作者のずぼらレシピ(個人的にはそうずぼらとも思えないのですが)がおいしそうで、色々試してみたくなりました。単純なものほどおいしそうに感じます。巻末のレシピもうれしい存在。欲をいえば、他にももっと知りたかったかも。作者の食べ物に対する愛情が伝わってくる、お腹のすくエッセイでした。おもしろかった!


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