エッセイの読書記録をまとめました。(図書館でいうと914.6あたりにある本)
この本読んだ、という自分用の覚書なので基本的にどれも短いです。
きれいな表紙が並んでいると自分が嬉しいので、単行本、文庫本両方の書影リンクを貼っています。
※作者50音順
エッセイ
石田千『月と菓子パン』
装画:山本容子
東京の下町に住む女性の日々の暮らし。日常を切り取ったような著者のエッセイ、好きだな。
食べ物関連の話が多かったような気がします。食べ物エッセイ好きなのでお得な気分です。
★単行本の表紙も好き。おいしそうなものでいっぱい!
江國香織『とるにたらないものもの』
日常にあるものについてのエッセイ。自分と全然見方が違ってて、こういう見方もあるのかと新しい発見をした。人の考え方はその人その人でそれぞれ違っていておもしろい。
★単行本
小川糸『たそがれビール』
絵:小池ふみ
小川糸さんの本を読むのは、この本が初めて。日記風のエッセイ。日記のような読み物が読みたくて手にとりました。
内容は旅先での出来事が多め。ちょくちょく出てくるペンギンと評される登場人物が何者かわからなくて最初かなり戸惑ったのですが、旦那さんっぽい? 調べてみると、ペンギンがつくエッセイがいくつか出てるみたいですね。エッセイの中に出てくる食べ物がおいしそうで、読んでいるとなんだかお腹がすきます。
小澤征良『思い出のむこうへ』
懐かしい人たち、きらめくような時間、忘れがたいできごと。みずみずしい感性で、まっすぐに自分を見つめた、のびやかなエッセイ。
(引用元 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480814616/)
名指揮者・小澤征爾を父に持つ著者によるエッセイ集。幼い頃の思い出、家族のことなどまっすぐに書かれています。自分の思い出じゃないのに、どこか懐かしく感じられる文章が不思議です。著者の家族を大切に思っている気持ちがよく伝わってくる気がしました。
川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる』
短いエッセイ集。当たり前のことなんだろうけど、普通の日常を送っているんだなあ。自分の思ったことが素直に書かれていて、いいなあと思う。「あるある、そういうの」「わかる、わかる」と心の中で呟きながら読みました。
堀江敏幸『もののはずみ』
ものとの出会いの話。
センスのいい装丁が魅力的。ものの写真、文の構成も好き。おしゃれ! 作者が出会ったものもセンスいいなあと思う。買ってしまう気持ちもわかる気がします。
でもこんなに色々買ってしまって作者の家の中はどんな感じなんだろう、とも思う。
★単行本の装丁が好き。