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七月隆文『ケーキ王子の名推理』

ケーキ王子の名推理(新潮文庫)

ケーキ王子の名推理(新潮文庫)

装画:高野苺
高校生が主人公。

バカがつくほどケーキが大好きな女子高生・未羽(みう)。失恋のかなしみを癒すため訪れた自由が丘のケーキ屋で、パティシエ修行をしている学校一のイケメン王子、颯人(はやと)に遭遇。これは早くも新しい恋の予感? いやいや現実はケーキほどには甘くない。彼は噂に違わず超冷たい。が、夢への想いは超熱い。他人の恋やトラブルもお菓子の知識で鮮やか解決。ケーキを愛する二人の青春スペシャリテ
(引用元 https://www.shinchobunko-nex.jp/books/180050.html


 ひょんなことをきっかけにして、学校で有名な冷酷王子がケーキ屋さんで働いているのを知り…という話。すごく少女漫画的展開が多いので、勝手に作者は女性かと思ったけどそんなことはなかったみたい。男性でした。

 颯人がよくあるドS王子じゃないのが個人的に好感度高い。意外な過去があって、ちょっと驚いた。夢に向かってがんばる姿はかっこいいと思う。未羽もいい子なので和みました。2人の関係がどう変化していくのか気になるところ。

 登場するケーキがどれもおいしそうでした。食べたい! ケーキ作りの手順なども割とちゃんと書かれていておもしろかった。ケーキの豆知識も増えました。
 タイトルに「名推理」とあったので、勝手にミステリーを期待していたけど、思っていたミステリー要素はなかったです。どちらかというと青春小説でした。でも確かに名推理(と書いて「スペシャリテ」と読む)なのでした。