文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

ヴィクトール・E・フランクル 『夜と霧』

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新版
訳:池田香代子

 ホロコーストの記録。あの「アウシュヴィッツ」に収容された経験を持つ心理学者による収容所での体験を心理学的観点から綴ったもの。想像を絶するエピソードばかりだけど、文章は感情的ではなく冷静で淡々としているのが不思議でした。

 名著と言われているだけあって、それだけの内容があります。今まで読んでみたいと思いつつ、なかなか手が付けられなかったのですが、本当に読んでみて良かった。本文も短めなので、さらっと読めます。一度は読んでみるべき本です。もっと早く読んでおきたかったかも。自分の中で考え方というかものの見方というか、何かちょっと変わった気がします。また読みたい。



★旧版