文字を食べる

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アンソロジー『寮の七日間』

絵:usi

舞台は「紅桃寮」、四〇四号室が「開かずの間」、事件発生から解決までが「七日間」。三つの共通設定のもと、実力派作家陣が競作する新感覚の青春ミステリー!
(引用元 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8111120.html


 共通設定があった上での青春ミステリーアンソロジー。共通の設定がそれぞれの方法で生かされていておもしろかった。名前は知っているけど読んだことのない作家さんたちだったので、色々開拓できたような気がします。

聖母の掌底突き/谷原秋桜子

 先輩がいい性格をしてました。夢も希望もなかった主人公にやってみたいことができてよかった。

桃園のいばら姫/野村美月

 一番印象に残ってます。女子校の不思議な空気。なにげに百合でした。

三月の転入生/緑川聖司

 一番ミステリっぽい。転入生には何かあるとは思ってたけど、なかなか大胆な子でした。

マジカル・ファミリー・ツアー/加藤実秋

 他が学校ものの中、こちらだけ学校外。舞台は「紅桃寮」とはあるけど、学校とは言ってない。なるほど!って感じ。家族でわいわいやってるのがいい。「家族旅行なめんじゃねぇぞ」はよい台詞。

 読み終わってから改めてみて、表紙のイラストが話の内容にあってていいですね。