文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

工藤直子『ともだちは海のにおい』

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絵:長新太

お茶がすきないるかとビールがすきなくじら。ユーモアとペーソス溢れる友情の日々を、詩と童話で綴るオムニバス。
(引用元 ともだちは海のにおい | 株式会社 理論社 | おとながこどもにかえる本、こどもがおとなにそだつ本


 いるかのような、くじらのような友達がいたらとても素敵だと思う。どちらかというと自分の性格はくじらよりだと思うので、いるかがとっても可愛かったです。
 小説部分と詩などの部分にわかれていて、構成もおもしろかった。くじらが書いた設定の詩とか。いるかによるくじらの作品ベストテンが何気に好きです。穏やかな海のようなどこか優しい話でした。
 長新太さんのシンプルな挿絵たちもかわいくて素敵でした。

★こっちも好き